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＊１５話＊




ふぅ———。




いくら探してもそれらしい部屋が見つからない——。




「うう・・歩いても歩いても同じような扉だ〜〜・・」




どうしよう———。１つ心当たりがある場所がある———。でも——そこは———




ポンッ





そんなことを考えていたら————






　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　誰かに肩をたたかれた——。





「・・・・・キャァ!!!!!」









「シッ・・・、静かに・・」







え——？









こ—この声は———————。












「ほ・・、星奈・・？」





「はぁ・・・、やっと花梨にあえた・・」




「それは・・・、こっちのセリフだよ・・」




やっと——やっと星奈に会えた———。




「わ、ちょ・・泣かないでよ・・花梨」





「だって・・・・」




「ま、まぁ・・・とりあえず部屋にはいろ？私、隠れやすい部屋見つけたんだ・・・」





「うん・・・」








私は———星奈の背中を見ながら星奈についてく———。





いつも守ってくれている星奈———。




いつも——ありがと——。





「着いた!!ここだよ」





「え・・・・？こ・・・・、ここ？」




ここが———隠れやすい部屋なの——？




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊続く＊