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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: __呪われたかくれおにご__ ( No.79 )
- 日時: 2011/02/06 22:44
- 名前: なーこ☆ ◆p5CHNX570g (ID: x6z9HA8r)
*5話* ***裏切らないでね?***
朝がきた———。時間がたつのは早い———。
「さて・・学校に・・行かなきゃ・・ね」
私は——動くのを拒んでる体を無理やり動かし————学校へと向かった——。
後——後もう少しで——星奈と待ち合わせの場所————。
「あっ、花梨!おはよ!」
ああ——ついてしまった—————————。
それにしても——星奈は強いな———。メールがきたのに——おびえず恐怖と向き合い——戦ってるから———。
「おはよ・・ねぇ、星奈・・・」
「ん?どうしたの?」
「あ・・のね・・私にも・・私にもメールがきたの・・・」
「え・・・?そっか・・・・・」
星奈は少し——真剣な顔をして———こういった———。
「花梨・・お互い、逃げ切って・・助かろうね・・?」
星奈———————。
「うん・・約束ね?」
「うん^^」
星奈———やっぱり——星奈は「かけがえのない」友達だよ————。
「ねぇ・・星奈?星奈は・・メールがきたときどう思った?」
「えっとね・・とにかく怖かった・・何で?どうして私が?ってね・・でもね・・・思ったの・・私以外にも、恐怖に飲み込まれている人がきっといると思って・・・」
「そうなんだ・・・」
私には——そんな考えなんかできない———。自分のことしか考えてないと思う———。
「だからね、私だけじゃない。他の人も怖いんだ。と、思って私は「自分だけじゃない」と思って強くいられたよ・・・」
「自分だけじゃない」——か————。
やっぱり———星奈にはかなわないや————。
星奈——裏切らないでね——?星奈に裏切られたら——私は————。
どうか——ずっと一緒にいて——————。
——————————————5話終了——————————————
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