ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

四羽近那のホームパーティ ( No.21 )
日時: 2011/02/10 02:26
名前: siwasugutikakuni (ID: ZsftZnZN)

第一幕 その6 「作者崩壊—全編—」

四羽「おや?今日はなんでしょうか」

作「気分が最高に悪いから、書く」

四羽「…まぁよく判りませんが。次の方とのバトルですかね?」

作「…その前にちょっと話し入れる。このままやると無差別に殺しそう」

四羽「そりゃまた物騒な。ってやるのは私で書くのは貴方でしたね。話入れるとは?」

作「死忘、やるぞ」

死忘「あんまやりたくないんだけどなぁ…。」

四羽「まぁ以前にも死んでますしね。」

※別の場所で。

死忘「ちょっと設定に色はつけるらしいけどね。」

四羽「色?」

作「死忘は武道の経験もある。他ではあんまり出さない設定だが。」

四羽「多少なら私の攻撃をかわすとでも?」

作「そこまでは言わん。ただ、動きがいい。」

四羽「色ってそれだけですか?」

作「影でモノを作る技も使う。ともかく細かい事は戦えばいい」

四羽「はぁ。まぁ広い場所に行きますか。地下へ。」

死忘「あの処刑場…?僕の場合は手足残るから保存されるんでしょー」

四羽「しますね。」死忘「あんまりいい気分じゃないのに…なるべくやられないようにしよ・・・」


















四羽「では、参ります。」

高速移動で四羽が消える

          シャドウナイト
死忘「いきなりかぁ。影の王子様」

沢山の騎士が、死忘の周りを囲む。
                    シャドウパラソル
四羽「無駄な事。上が開いてまs」 死忘「影の防護椀」

お椀型の影が、さらに死忘を覆う。

四羽「意味があると?」

ザクリ、と影はいとも容易く四羽に切られる。

が、既にそこに死忘はいない。

四羽「…以前より大分動きますね?」

死忘「まぁ前回は作者が大勢を動かさなきゃならなかったから僕が動けなかっただけだしね。」

とぷんっ、と音を立てて四羽の影から死忘が現れる。

   シャドウダイバー
死忘「影の潜水者」

四羽「そういう能力でした?貴女」

死忘「影に関わる事ならある程度できる。まぁ本編に出てないけどね」

四羽「それと私の後ろは死亡フラグですよ」

高速のナイフが、現れた死忘に向かって横一閃。

簡単に真っ二つになるが、影となって消える。

四羽「…貴女自身を影にする事も出来るのですかね?」

死忘「それは出来ないよ。だからそれは単なる分身。

さっきまで、影の騎士達が居た辺りに死忘が浮かび上がる。

四羽「潜って、私の気を引いて安全に登場、ですか。」

死忘「まぁこれだと埒あかないんだけどさ。」

影が、鎌を形作り、四羽に向けられる

四羽「私の攻撃を見切って攻撃できるんですか?」

                 シャドウバッドアーマー
死忘「出来ないなりに、やってみるよ。影の偽造鎧」

影が死忘を包み、覆い隠す。

影がもぞもぞと動いていたが、ゆっくりと形を作り、動きを止める。

四羽「…それ、能力も同じになるんですか?」

死忘「なるよ。悪魔まではコピーできないけどね。影ないもん」

四羽の目の前には、影で作られた四羽が居た。

四羽「それ」

カキキキキキキキキキキン!

四羽は一瞬で、数回ナイフを振ったが、全て弾かれた。

ガキィン!

ギリギリギリ、と力を込める音が響く。

四羽「刃を合わせた状態で止まるなんて久しぶりですよ」

死忘「相手が自分ってなるとこういう事にもなるんだね。でも」

ズボッ! 影から死忘の手が出て来て、四羽を切りつける。

四羽「こう言う事もしますか。」死忘「します。殺されても困るからね。」

その時、四羽が、小さく笑った。



つづく