ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 呪われた鬼ごっこ ( No.3 )
日時: 2011/02/11 15:34
名前: ぽち (ID: I1.lOxPt)

プロローグ




「ねぇ、夏樹ってうざくない?」

「うざーい!なんか、ぶりっこだしー」

私は、いつものように美央と帰っていた。

今時の子のような、会話をしていた。

「ね、優、何アレ」

「え?」

美央が指を指した先には、一人の女の子がいた。

小学生くらいの背で、赤いワンピース。

それに、こっちをずっと見てる…。

「気味悪い、行こう」

「う、うん」

その時、サイレンがなった。

「高校一年生は、鬼から逃げてください」

鬼ごっこ、開始。