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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: †デスゲーム—勝者無しの殺人ゲーム—† ( No.7 )
- 日時: 2011/02/12 17:45
- 名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)
- 参照: これ、一話短くね?w まぁいいかw
#4
試し撃ちだったのかもしれない。
男は動揺して、銃を落とした。
体が小さく震えている。
「俺は・・・、ひ、人を・・・殺した、のか・・・?」
弱々しい声でつぶやいた。
殺気のようなものを感じて、私は恐る恐る横を見た。
「マイ・・・?」
いつもと違う目をしたマイがいた。
止める暇もなかった。
「おのれえぇえっ!!」
マイは、足元のナイフを手に取り、男に突き刺した。
男は顔をしかめて倒れ、動かなくなった。
しばらく、また静かでいやな空気が流れた。
「うわああぁぁぁ!!」
一人の男が悲鳴を上げて逃げ出した。
それに続き、私とマイを残して参加者が逃げていった。
そして、マイは言った。
「もう、こうなったら戻れない。二人で勝ち残ろう。」
マイの決意の眼を見て、私は強く頷いた。
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