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番外編　死神の悩み（神樹＆零菜編）

あーあ・・・今日でもう２０人目か・・・やっぱり死神ゲームとはめんどくさいな・・・

そう考えていると同じ死神、夏海零菜が現れた。

零菜が口を開いた。でも、声は聞こえない。なぜなら、テレパシーだから。

〔ねえ、今日何人殺せた？〕

俺も同じようにテレパシーで答えた。

〔２０人・・・〕

零菜は今度は普通に話し始めた。

「へー、いつもより多いのね・・・」

俺はなぜ零菜がそんなことをいうのか気になった。

「零菜、お前は？」

零菜は少しつらそうな顔をして答えた。

「繰巣ってやつが来て調子が悪くなったの・・・」

俺は繰巣が誰なのかわからなかった。

零菜が続けていった。

「それに・・・いや、いいわ、今のは忘れて・・・」


そういい零菜はきえた。

俺は零菜が言いかけたことが気になったが気にしないことにした。


俺はそれより竜王族のことが気になった。


「竜王族は２千年前に血が絶えたはずなのに・・・なぜだ？」


俺はそうつぶやいたあと、俺はまた魂狩りを始めた。

番外編オワリ