ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 死神につかまると・・・ ( No.3 )
日時: 2011/02/16 21:31
名前: かりん (ID: ueXHoJNS)

第2話 ゲームスタート

あの日、私たち家族はごく普通に朝ごはんを食べていた。

でも、あんなことになるなんて思ってもみなかった。

始まりはあのテレビ・・・

アナウンサーが突然しわがれ声で話し始めた。

「これから死神ゲームを開催します。死神ゲームとは、いうなれば鬼ごっこです。ただ、ここからが変わります。死神にタッチされた人は、必ず死にます。死神はあなたの後ろでゲームスタートというのを待ち構えています。死神からは絶対に逃げられません。もう一度言います。死神からは逃げられません。でわ、またあなたがこのテレビを見れるようにお待ちしています。ゲームスタート」

それだけ言ってテレビは消えた・・・

その瞬間、お父さんがとつぜん苦しみだし死んだ。

私とお母さんは騒然とした。

そして悟ったのだ。

お父さんは死神ゲームに負けたのだということ。

そして次は私たちを狙っているということに・・・

第2話オワリ