ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 僕らの彗星 【参照400突破!返信100達成!!】 ( No.127 )
- 日時: 2011/04/08 20:58
- 名前: 月夜の救世主 ◆WABCAFs6Hg (ID: rs/hD2VF)
- 参照: 壁とでも話してろ(やーなこったパンナコッタぁ!ポンデライオンーww
いやいややらされたグランドのランニング10周。匍匐全身往復5回。射撃を4時間。俺の体力が尽きるのも時間の問題だったが--------------
11年経つと、普通に思えてきた。ランニングも10周が基本だが、30周はいけるほど俺の体力は大幅にアップしたようだった。それでも、俺はまだ腐っていた。そんなウェイト……後のボスは、俺をある場所へと連れて来た。
訓練所の西側にある書庫。古くて、埃がたち込め、汚く誰も近づかないらしい。そんな書庫に連れてこられた俺は、直ぐに扉に戻って出ようとしたが……
「出るんじゃないぞ……。お前に知ってもらう。お前だけが関係することじゃない。この世の全てが関係することだ。」
ウェイトは棚に詰まっている本を投げ捨て、俺に茶色い本を手渡した。周りにつく埃を掃って、内容を読んでみる。
千年前。今と変わらぬ世界が何処までも広がっていた。今と変わらないこの大地はたった一度だけ破壊されている。その原因……
『魔女』である--------------
魔女は悪心しか持たない3人の女。彼女たちは、ある勇士たちによって封印されたと同時にこの世もろとも封印させた。
それから下は、かすれて字が読めなかった。今を生きている人々も魔女の恐ろしさは誰しも知っている。だが、この世で俺だけが……魔女の恐怖いや、魔女の存在すら知らなかっただろう。
この本を読んで初めて、魔女や死の恐怖をわからされた。誰かが逃げられる、誰か生き残れる……そう思っていた。だが、やはりそんな楽は存在しないのかと思った。
俺は本を棚に戻して、そのまま外へ戻ろうとドアノブに手をかけた。すると後からウェイトが俺の肩を掴んだ。
「これで分かったか。」
「あぁ。呆れるほど。」
それから、数日間経った。命令で、時限爆弾と思われる物が発見された。発見されたところはこの軍が守る地帯にあったため、除去することになった。
そして何故か、除去する係が俺になって取りに行かされる。理由は常人より能力がズバ抜けているらしい。たったそのことだけで行かされる俺は不満で仕方ない。
失敗すると、あれだが……命令だから渋々行くことに。ある場所は、森林の奥深くらしい。その道の途中、黒い石を見つける。
それが--------------------
俺が知りたかった-------------------