ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 僕らの彗星 【参照500突破!感謝感激雨嵐】 ( No.163 )
- 日時: 2011/04/26 16:18
- 名前: 月夜の救世主 ◆WABCAFs6Hg (ID: rs/hD2VF)
- 参照: 足かゆっ
ルオウは他の警察に命令を出した。
「おいっ!漆黒の使者がまたやらかそうとしてるで!次は神獣使こーてな。色々とこっちもピンチやでー!魔女も結構やらかしとる。こっちも作戦立てるで!!」
まずは、神獣にどう対抗するかである。相手は人間を超え、魔女と互角の力を持つ神を持っている。生身の人間では絶対に勝てない。さて、神の弱点から色々と探ることにする。
捜査一課、課長のダルビンはこう言う。
「神の心臓なる物は魔法石です。魔法石が神に動く力を与えている。ということは魔法石を破壊するべきですよ。」
だが、宝石は硬くて割れないつくりである。叩いても割れないだろう。なら、宝石の硬さなるものを調べてそれ以上の力で壊せばいい。とい案が出た。それに巡査たちは納得。ルオウは全ての宝石の硬さを調べるようにと指示を出す。
「あい、次ー!魔女や、魔女!神と同じぐらいやったら無理や。どう倒そうゆう意味や。」
「無理ですよ。」
会議室の扉から声がする。声の主はアリス。その横に少女がいた。
「無理です。自分たちの力で何とか倒すしかないですよ。神のように、石があるわけでもない。彼らは生身の人間ですよ、簡単に言えば。」
その言葉に巡査達を唸らせる。
「せやなぁ。おっしゃ。じゃあ、魔女を探索する部隊がおる。そいつらに-----------------
「待ってください。」
アリスがルオウの言葉をとぎらせた。
「聞いたことありませんか?魔女を倒そうとする人間って。」
「う、うん。もう世界的に有名やけど?」
「それの一員に私も入ってるんです。息子さんだって。」
ルオウは「はぁ?」と言うような顔でアリスを見つめた。
「私たちで倒します。皆さんは申し訳ないですけど、漆黒の使者をお願いします。」
「あ、あぁ。お、おーっし!し、漆黒の使者全員逮捕に取り掛かるで!各々が持っとる魔法石は保管じゃ!!」
警察は、バッと散って会議室から出て行った。その後、アリスを心配そうにルオウは見つめた。本当に大丈夫なのかと思いながら。
「任せてください!今私ひとりですけど、仲間が沢山居ます。」
「待って。私も入れてー!」
アリスの下から、少女の声が聞こえる。ルオウはあわてて止めた。だって何しろ巨大な力を持つ魔女に人間の子供が通用するはずが無い。
「大丈夫!このひとに着いて行って、漆黒のなんたらっていうの見つけたらフナブと一緒に魔法石奪ってやるんだから!」
「で、出来るの?」
アリスは心配そうな目で彼女を見つめた。すると自信良くコクリと頷く。
「あたしはダイヤ・アダムス!よろしくよー。」