ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 僕らの彗星 【返信200突破!感謝感激雨あられでもいいわ!】 ( No.213 )
- 日時: 2011/05/08 20:31
- 名前: 月夜の救世主 ◆WABCAFs6Hg (ID: rs/hD2VF)
- 参照: あぁー疲れた。
夢に出てきた人物。それは、本物をノイローゼ奇襲してきたなんとも迷惑な夢の登場人物。必ず、意味深な言葉を残し、冒険のサポートをしてくれる助っ人でもあった。青い髪、白い古代衣を身につけ、水色の瞳を光らせ、じっとこちらを見ている。
が、今日は男だけでなくもう一人いる。女性のようで、彼女も古代衣を身に着けている。オレンジ色の髪の毛を靡かせ、じっと見つめられる本物。すると偽者はまたまた知ったかぶりか分からないが、彼らに親しく話しかけた。
「お、お前らも転生されたのか!」
「---------転生だと?」
偽者が言う意味が分からず、頭にハテナをたくさんつける。偽者は大きくため息をつき、呆れたような顔で本物に言った。
「お前なら知ってるだろ?-----------仲間だろう。」
「俺はそんな奴ら知らないぞ。」
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一方、ジャスティスたちがいる場所。ジャスティスたちは隙をついては少しづつクロノたちに近づいていた。謎の男たちが現れた瞬間、皆の脳裏にピシッと何か思い出した感じがした。むしろ必ず知っている。
「そんな……!バカな……!」
ミュレアだって驚きを隠せない。
「なんで、こんな時代に!?おかしいでしょーが!」
ロッタは何故かキレている。ジャスティスとエルキ、ミュゼットは何も言えず呆然と立ち尽くしている。
「千年前の神勇士である一勇士……オネスタ!」
「神の血を受け継ぐ巫女……パーテッサ!」
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一方、リシリアチオの屋敷に向かうアリスとアダムス。フェリーに乗って、孤島へ向かう。進むにつれ、島が見えてきた。意外と大きく、ジャングルが広がっている。
フェリーが止まり、孤島へと降り付いた。砂浜を歩き、ジャングルを進む。しばらく歩き、少し古びた屋敷が出てきた。不気味でアダムスは眉間にしわを寄せ、怯える。
「大丈夫だって!あたしがいるじゃーん。」
「そ、そうだね〜。た、ただのお化け屋敷ー!!楽しんでいこう!!」
ドアを開け、中に入る。電気がつけっぱなしでグラスにはいったワインが残っている。これを見る限り、ついさっきまで人がいたことになる。しかし、気配はなく、非常に奇妙である。しかも、漆黒の使者が一人もいないことも不思議だった。
「っかしーなぁ。」
アリスに続き、アダムスはドアをあけたり閉めたりする。全ての部屋を回るが、誰もいなかった。「あの、じいさんめー!!」とリシリアチオの祖父を恨んだりもした。が、恨んだって仕方ない。自分たちが来るのを悟って逃げたということも考えられる。一階に下りて、外に出ようと歩き出した時!
アリスとアダムスの首には、手があり、首を絞めていた!