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Re: 僕らの彗星 【返信200突破!感謝感激雨あられでもいいわ!】 ( No.231 )
日時: 2011/05/27 21:45
名前: 月夜の救世主 ◆WABCAFs6Hg (ID: n/BgqmGu)
参照: ペンタブやっと購入しましたよーっ!!

パーテッサが窓に顔をつけて、目を大きく見開く。彼女にとって思い出の場となる場所だ。トゥルースはパーテッサに近づき、「お願いします」と一言かけた。彼女はコクリろ黙って頷き、真剣な眼差しでまばゆく光る黄金の歪。それに飛空艇は入っていく。










Episode13「神の世コスモス/神が集う聖地」







入った途端に、大きな重力が襲った。
神の世自体、大きな力を持っているため、弱いものは全て押しつぶされてしまうが……

「負けられないぞ〜〜!!!」

女の気合というやつか。男より女が頑張っている。これも神勇士クロノもビックリである。

「-----------神の挑戦。私たちがどれほどやれるか-------試しているわ。」

パーテッサがか細い声でボソッと言った。ちゃんと聞こえた一同はさらに「負けられるか」というような意地をはる。

「神の挑戦だぁ!?全部受けて立ってやらぁ!!」
「あんた、ちゃんとしなよー。運転してるのあんただからね。」

気合を入れるランドに注意の一言を入れるアリス。「そ、そだったな」と咳払いをする。

次は、真っ白い純白の稲妻が飛空艇を狙う。ランドの運転テクニックは荒々しいが的確で、全て避けた。その代わり、皆酔ってしまった。パーテッサでさえ、よろめくぐらいだ。

「あ、わりぃ。」








次の試練は非常に難しいものだった。

強大な魔人を倒す--------というものであり、飛空艇には大砲などは積まれておらず、直接手を下すしかなかった。

ミュレアはミュゼットの処置で手が空いていない。
ランドは運転。

残りの人数だけで行くことに。

皆甲板に出て、飛空艇はできるだけ魔人に近づく。

「さぁ、いくよ!!」

アリスの掛け声ともに、戦いは始まった。

「永遠の眠りよ!!『サクラン』!」
「罪無き悪事!!『フナブ・クー』!!」
「白光の癒やし!『白城神』!」

神獣を呼び出し、かなりの数で戦うことになる。
さっそくスプリングは魔人に向かって爆破させた。よろめくようにユラリと動く。なんとかダメージを受けさせているようなので、倒せないことはないだろう。

「うおおおりゃっ!!」

アダムスが金棒を振り回して、魔人へと飛んでいく。かなりのジャンプ力で金棒を振り回して、何度も何度も打撃させる。

「フナブ!!」
『おおっけぇい!!「水晶の風(ダイヤモンド・ウィング)」!!』

フナブ・クーが大きな尻尾を大きく振って、風を起こした。水晶のように硬いので、より大きなコンボでダメージを与えさせることができた。

『へっへん。あまく見るなぁ。これでも、俺は神だぜ?』
「性格的にはそんじょそこらの雑魚モンスターとは変わらないけどね。」
『おぅい!!』