ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 僕らの彗星 【オリキャラ募集中】 ( No.43 )
日時: 2011/03/12 21:44
名前: 月夜の救世主 ◆WABCAFs6Hg (ID: rs/hD2VF)
参照: ペンタブ欲しい・・・!けど、高けェ!皆オラに現金を!(黙

クロノはあてもない道を走る。パウラによって大変なことになっているランドを探す。どこでやったのか分からない。こうしているうちに、ランドの命が削られていくような気がして・・・。もしかしたらすでに・・・なんてことを考えてしまう。駄目だと首を振っても、魔女の言葉が蘇る。叫びたくなる。でも、叫んだってどうにもならない。

ふと下を見ると血の垂れたあとがある。触ってみると、乾いていない。まだ液体だ。ということはついさっきのもの。この近くにいる。生きてるんだと希望を持ったクロノ。道の突き当りには狭い路地裏に続いていた。そこのどん突きには銀髪の青年が血だらけで目を瞑っていた。

一方、ジャスティスと魔女パウラ、トゥルースがいる広場。魔女の周りがいきなり爆発したのだ。トゥルースはそんな技持ってないし、まさか自分でもない。魔女が自分で自爆するはずがないし・・・そう思ったジャスティスは誰か自分たち以外に誰かいると思い周りを見渡す。

すると、店の屋上から青いチャイナ服を着た少女が腕組みをしてパウラを見つめていた。見たこともない女に驚くジャスティスとトゥルース。

「見つけた・・・魔女!じゃなくて、THE・ビッチ!」

ピョンッと飛び降り、ヌンチャクを振り回す。煙から、引きつった顔のパウラが姿を現す。

「・・・まあ、ビッチですって!?お黙り、人間!!」

ヌンチャクで何度か打撃したあと、しまい、手を地に付けパウラの足元を爆破させる。パウラは「キャァ!」と悲鳴をあげ、煙をはらう。

「ちょこまかと、うっとーしいわね!縛ってあげるわ!!」

「縛られる前に、爆破ってあげるわ!!」

パウラの言い方を物真似し、また爆破させる。恐れられていたパウラがけちょんけちょんである。

「ううあっ・・・!!お、覚えてらっしゃい!次お会いした時は、命がないと思っておくのね!!!」

黒い煙と共に、消え去るパウラ。影に隠れていたトゥルースがフォーコと一緒に出てくる。

「お、お姉ちゃん強いね・・・。」

「えー?じゃあ、君は弱いんだ?」

「・・・えっと・・・多分・・・。」

ジャスティスが立ち上がって、チャイナ服の少女にお礼を言う。

「ありがとう。助かった。何者だ?」

「あははは・・・名乗るほどでもないですよ。あ、そうだ。クロノさんっていますか?」

「クロノ?い、今はいないけどな・・・。」

すると、向こうからランドを背負うクロノが来る。血だらけのランドを見て驚くジャスティス。

「ランド・・・!酷くやられたな・・・。い、生きてるのか?」

「あぁ。なんとかな。でも、結構重体だ。マニフィコのおっさんに休ませてもらう。」








一方、ノーテ。まだ、這いずり回って苦しんでいる。



「あー!助けで〜〜・・・。」