ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 僕らの彗星 【オリキャラ募集中】 ( No.65 )
日時: 2011/03/19 23:06
名前: 月夜の救世主 ◆WABCAFs6Hg (ID: rs/hD2VF)
参照: ありがとう。そしてさようなら……学校。

「ちょちょちょ、トゥルース!!!」

スプリングがトゥルースに駆け寄り、炎を叩く。だが、不思議なことに消えない。水をかけても、消えなかった。トゥルースは悲鳴をあげ暴れまわっている。その光景を普通に見れるのは魔女だけだった。

「お前……!子供をこんな目に!!」

ジャスティスが鋭い目で魔女を睨みつける。横でクロノが目を押さえ暴れまわっている。魔女はペコリと一礼する。にやけながら謝るのだ。ジャスティスの怒りが最骨頂に達する。

「覚悟しろ……。二度と復活できないように……

「落ち着きな、兄貴!!」

空から声がする。ジャスティスは上を向くと、2人箒に乗ってジャスティスを見ている。女性のようだ。ジャスティスは片方の赤いチャイナ服を着た女性を見ると「ゲッ……」と手に持っていた銃を落とす。

赤いチャイナ服の女性は箒から飛び降り、地に着く。ニコニコにながらジャスティスに寄ったあと、頭を思いっきり叩く。

「兄貴ッ!!相手魔女だよ!?怒り任せてやったら死ぬよッ!?」

「五月蝿い!!子供があんな目にだな……!」

「大丈夫ですわ。私の魔法で何とかなると思いますわ!……多分。」

最後の「多分」だけ小さく言った魔法使いの服を着る女性。もがき苦しむトゥルースに箒を乗ったまま寄り、指を振った。眩く光り、周りが見えなくなった。

明かりが標準に戻ると、トゥルースの体から炎が消えていた。だが、トゥルースは倒れたまま起き上がらない。スプリングは泣きそうな声で、魔法使いの女性の胸倉を掴んで訴える。

「トゥルース、どうなんのよ!?死んじゃったの!?」

「大丈夫ですわ。意識はあります。でも、このまま放置すれば確実に死に至ります!早く処置をしないといけませんわ!」

「どうすれば……。」

スプリングはガタッと崩れ落ち、目からこぼれる涙を拭う。魔法使いはトゥルースを抱き上げ、箒に乗せた。

「ここから私の箒でオクプタートへ持っていきます。10分あれば!きっと送り届けられますから……!」

箒を叩くと、猛スピードで輝くの大陸へと飛んでいった。スプリングは手を合わせ、「お願いよ。」と心の中で祈った。

一方、ジャスティスとチャイナ服を着た女性。魔女に猛攻撃をしかけていた。チャイナ服を着た女性は蹴りを連撃する。

「うっ……。や、やりますね。ですが……

「喋っている暇があれば、俺たちを殺したらどうだ?」

銃から弾が放たれる。魔女の体に10箇所以上に弾が貫通し、よろめく。チャイナ服の女性は手を合わせ、気を溜める。





気怒光撃(きどうこうげき)!!




両手を魔女の腹部に当てる。大きな衝撃で魔女は飛ばされ建物にたたきつけられる。チャイナ服の女性が手をパッパッと掃う。その背後に、黒い影が---------------