ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 悪魔の遊園地  参照100突破しました! ( No.30 )
日時: 2011/03/23 21:05
名前: @yuna (ID: bb2N.JWt)

(16)

美加はびっくりした。亜美那さんはあの親子のお母さんなんだ。あの親子の・・・。

亜美那
・・・。SAKURAさん?
SAKURA
あ、ごめんなさい!ボーっとしてました!
亜美那
良かった★私の話にあきれて帰っちゃったのかと・・・。
SAKURA
あきれるだなんて!びっくりはしましたけど、そこまではいきませんよ!
亜美那
やっぱり・・・びっくりしました?
SAKURA
当たり前ですよ・・・。


信二が美加の方を見てきた。
信二「何やってんだ?」
美加「私・・・あの今落ちた親子のお母さんと話してる・・・。」
信二「え?」
美加は信二に携帯を渡した。信二はそれを全部読んだ。
信二「本当だ・・・。亜美那って人か?あの親子のお母さん。」
美加「そう・・・。」
美加は下を向いていた。
横山「また落ちました!1人の女性です!」
美加「え?」
TVを見た時には遅かった。

皐月だった。

皐月が落ちたのだ。
美加「あのポニーテール、服・・・。絶対皐月だよ・・・。」
信二「本当だ・・・。」
美加と信二が見つめ合う。美加の目には涙が浮かんできた。『まちがいであって欲しい・・・。』2人はきっとそう思っているだろう。
横山「さっき落ちた親子の名前と今落ちた女性の名前が出ました。親子の名前は高橋 浩介・高橋 天音。女性の名前は永野 皐月です。」
美加「水野・・・皐月・・・。」
信二「永野・・・?」
美加「皐月ーーーーーーーーーーー!」
美加は叫んだ。チャットを見ると、

————亜美那さんが退室しました————

とだけ書いてあった。