ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: ,戦う者 ( No.1 )
日時: 2011/02/25 16:58
名前: 柘榴 ◆v8jLrTsMs. (ID: 87/p/wqU)
参照: 戦いは,,,,避けるべきなのか

01.

....よく分からない、何が起こっているのか全く理解できない。
「な、何がどうなって...」
さっきまで、さっきまで家族4人で楽しく晩御飯を食べてたのに、どうして?目の前には無残に撃ち殺された死体がゴロゴロと転がっている。
銃声はまだ聞こえてくる。
このままここでつったっていたら危ない、..そう感じた。
でも..どこに逃げたら?
毎日通る学校の通学路なのにすごく怖い。
だって、いつもと何もかもが違っているから....

「ど、どうしたら..」
辺りを見渡して見るが誰もいない。誰かがいる気配もしない。
冬の寒さは耐えがたいものなのに今、私の額には汗が滲んでいる。
「ど、どこに逃げたらいいのっ?!」
パニックになってしまって思考能力が低下する。

目の前には横断歩道があって、その横にはいつもよくいくパン屋さん。その横はクリーニング屋さんで...
とにかくいろんな建物が並んでいる。
この横断歩道を渡って2分ぐらい行くとよく利用するスーパーがあることも覚えている。
普段は車もたくさん走ってて結構人気がある場所なのに
今は誰1人いない(死体はいっぱいあるけど...)
てか何がどうなってるの?

殺人事件?
これは殺人事件?!こんなに殺して...どうすんの?
頭がおかしくなってしまう。
今は誰かに会いたい...知っている人に...
「あ」私はふと頭に親友の顔が浮かんだ。
もしかしたら..もしかしたらまだ生きてるかもしれない
親友の住んでいるマンションはすぐそこ、
私はわずかな期待を胸に親友のマンションへ向かった。