ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: ,戦う者 ( No.6 )
日時: 2011/03/05 12:30
名前: 柘榴 ◆v8jLrTsMs. (ID: 87/p/wqU)
参照: 戦いは,,,,避けるべきなのか

05,

お姉さんは優しい顔で私の頭を撫でた。
「…よく生き残こったわね」
そう言われて何故か私は涙が出そうになった。
どうしてか分からない…だけど今はこの人について行こう、
そう思った。
だって他に誰を信じていいか分からないし…1人ぼっちよりマシだ、
…そう思ったときだった。ズボンのポケットに入れていた携帯がブルブルと動いた。
「ちょっと…いいですか?」
「ええ、構わないわ」
携帯を取り出し、私はそれをひらいた。
[新着メール3通]

今まで2通もきていたのに気づかなかったとか私、どれだけ必死だったんだろう。
1通目のメールは携帯ゲームサイトからの宣伝メールだった。
どうしてこんな時に宣伝メールなんか?!世界は今、こんなに大変な事になってるのに!?もしかしてこの町だけ、こんな事になってるの?
「誰からだったの?」
「…あ、まだ見てないです」
ケータイゲームから何かこんな状況で言えるわけないもんね…
私は次のメールを見た。

な、奈美からだ!