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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: ヴェルデュキア戦記 参照100…突破…w ( No.26 )
- 日時: 2011/03/14 20:27
- 名前: Ley ◆SAvQ/U.Sqg (ID: BL8fZ.Pl)
- 参照: だ、駄目だ・・・! 描写が手抜きになっていく・・・!
東 …… シヴァ
西 …… ハデス
南 …… ヴァルキュリア
北 …… ウーラノス
死 …… ネメシス
第四編 国境を超えて
阿鼻叫喚も超え、もうすぐ骨の穴に到着する。
しかしハルモニア平原も宵闇。 漆黒に塗れた平原はどこかしら怪訝な雰囲気に包まれている。
しかしそれと同時に、魔物という一つの恐怖が存在している。 急がなければ……
疲れでライとフレンダは下を向いているが、オスカーだけは2人のテンションと比べ偉い違いである。
「よし、骨の穴が見えてきた 急ぐぞ。」
オスカーはそう言うと、フレンダとライは下を向くのを突然止め、目の前を見た。
骨の穴。 何故そう言われているかというと。
骨の穴は洞窟なのだが、まず骨の穴は人骨、小動物の骨、竜の骨などで形成された穴である。
元々は坑道で、ウロボロス教団が魔術で坑道を中心とし、エエカトル大陸全体から骨を集めてこれが生まれた。
骨をなくせば、元の坑道に戻るのだが、骨は異常に固く、人の手では当然壊す事も不可能。
「あれが骨の穴…… 不気味ね……」
フレンダは訝しげな表情を必死に隠しつつも、余裕を見せている。
しかしそれは建前で、本心はきっと怖がっているのだろう。
「テオヤオムクイも居る事だ さっさと走り抜けようじゃないか。」
ライはノンキにそう言うけれども、名前からして恐怖感が煽られない筈が無い。
「………テオヤオムクイだ お前ら、戦闘準備は良いな?」
オスカーは以前落ち着いた様子で、そう言った。
ライはゆっくりと剣を構え、フレンダはズッシリとした大剣を構えた。
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