ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 駅のかくれんぼ(学校があるので更新が遅れます。) ( No.18 )
日時: 2012/02/24 22:44
名前: 悪夢 (ID: Fa1GbuJU)



階段を完全に下りたら寒さがさらにました。

【ゾヮ〜〜!】

「寒過ぎない?」

瑞生のそう言うと日和が、

「なんであんな所に女の子がいるの?おーいこっちおいで。」

少女が歩いてきた。

「おっ…おい、あの子おかしくないか!だって……」

海斗が何か異変に気がずいたようだ。

「確かに足音が無いけど絶対に音が出るとはないし、歩いているし。」



「だってだって……透けてるよ?」

「お兄ちゃん・お姉ちゃんあ〜そ〜ぼ〜。」

その声はあまりにもかすれていて、駅じゅうに響き渡った。

「うわぁあぁあ!」

健二が出口に向かって走り出した。みんながそれに吊られて走り出した。
けど走りながら瑞生は、少女の事を見ている。怖く無いのだろうか?
階段を上りきると、

【ガラガラ!】

と、音がなり出口の防犯シャッター閉まり閉じ込められた。

「だせよ!出してくれよ!!畜生閉じ込めやがった。」

【ゾヮ〜〜!】

音も無く女の子が後ろにいる不気味な気配だ。

「あ〜そ〜ぼ〜」

不気味に笑っている少女に瑞生が話をかけ始めた。

「君の名前は、何?」

「わたし〜?わたしのなまえは〜、 美紗っていうんだよ!」

美紗ってあの美紗なのか?透けてるし噂は本当だったんだな、だったら…

「七海って子知らない?」

「ななみ?ななみってだ〜れ。」

「最近来た、私達見たいなお姉ちゃん。」

「うん、それならしってる。けど〜あのお姉ちゃんとのあそびはやかったな〜。」

「そのお姉ちゃん、まだここにいる?」

「うん、まだイキテル!」

美紗の笑みは、本当に不気味だった。
ここにいるだけで頭がくるちゃいそうだ。

「お姉ちゃんたちかくれんぼしようよ!」
「るーるはね、かんたんだよ。」

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ルール

1・無理やり逃げる事はしない事

2・制限時間は、1時間

3・開始から1時間たったら自動的に逃げることが可能

4・隠れるまでの時間は5分。この5分間が終わったら開始

5・一人見つけたら1分間の余裕が与えられる。
二人同時に見つかってもどちらか一人が捕まる。
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「それじゃあ〜そ〜ぼ〜!」