ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 駅のかくれんぼ ( No.3 )
日時: 2012/02/24 22:29
名前: 悪夢 (ID: Fa1GbuJU)



「おい、それってどう言う事だよ。」

俺が恵美に怒鳴り声をあげる。

「どう言う事って言われても………」

「とにかく、もう一つの噂って何?」

「当ってるかわからないけど、私の聞いた話では、駅に閉じ込められて成長した赤ちゃんとかくれんぼをするんだって。」

かくれんぼを?

「っで見つかったら丁度3日後に殺されるって…」

「おいおい、マジかよ。」

「それ本当なの、瑞生!」

「少なくとも私の聞いた話では、そうよ。」

「2日……」

「な、何言ってんの直紀。」

「今日合わせて七海が殺されるまであと2日!それまでにきっと七海を助ける。」

そうだ、あと2日ある絶対七海を助けてやる!

「そうだよ。ある2日ある七海を助けよう。」

「ちょっと待て。」

「な、なによ瑞生!」

「確かに噂が本当だったら危ない、けど噂だから噂、の真相を今日確かめてから明日駅に行きましょ。七海があの駅に本当に行ったのかも気になるしね。」

確かに瑞生の言うとうりだ。
まず噂の真相をたしかめないと。七海が別の理由で行方不明になったのかもしれないし。

「……分かった今日は、学校を早退して確かに行こ。」

「それじゃあまず七海が駅に行ったのか確かめに行きましょ。」