ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 日給10万円ゲーム。_次は誰が殺される?_ ( No.3 )
日時: 2011/03/12 22:14
名前: 花音 ◆V6msKLL9hk (ID: SyX71hU.)


 1 あ か い ろ に そ ま っ た こ う み ん か ん
_将兵目線 視点_

将兵「……ここか」

俺は車を降りて、地面に降りた。

というより草むらかな?

神「よ。俺は悪夢 神。これから一ヶ月間よろしく。」

「神な。俺は伊野 将兵。ショウでいいぞ。」

科「ちょっとお兄はもう友達作っちゃったの!?私は悪夢 科!しなって呼んでよね!!ショウ!!」

「おい……呼び捨てかよ……」

楽しく初対面の人と話をしていた。他の人もいたが、面倒なので話さなかった。

「……それよりさ、公民館って……」

「赤く染まってないか?血で__」

その言葉に、俺は言葉を失った。

もしかしてコロされた人達がいるのか?

その血が公民館にふっとんだのか?

いろいろな事が頭を過ぎったとき。

?「お待ちしておりました……さあドウゾ……私は黒子です……」

黒子「部屋は好きにしてください……3人で一部屋です……」

「じゃあ神、一緒の部屋にするか?」

「科も一緒ならok。」

「じゃあ行こうぜ。」

すると黒子が不気味な笑いで、

「今日はユックリ寝てくださいネ……クククククク……」

不気味だ。やっぱり怖い。

〜iit本部〜
〜ナレーション視点 目線〜

iitB「あれ?一人だけ参加者データにないぞ?」

「そいつ今日の夜黒子が殺すから別にいいんだぜ。」

「あ、そうか。」

iit本部でiitのチームが話していた。

こいつらは、このゲーム 皆さんが知ってる限りではバイトをしている人たちを見張るチーム。

「2番目は誰だ?」

「さぁな……」

〜部屋〜
〜将兵目線 視点〜

「ねえ、食事は!?」

「もうすぐくるぞ。」

神と科が話していた。

俺だけ仲間はずれにされたみたいだ。

「お待たせしました……」

黒子が料理を乗せるやつを持ってきた。

そして黒子は中央にあるテーブルに料理を置いた。

「ごゆっくり……」

そして黒子は出て行った。

「早く食べよ!」

科は真っ先に料理の皿を取って、食べ始めた。

「それにしても、豪華だな……」

そう。豪華なんだ。

名前が分からない高級料理が沢山。

トリュフハンバーグまである。

それを一口食べてみた。

「あー!!それ科の!!」

「半分でいいだろ!!なあ!将兵!」

兄弟で言い争っている。

「まあいいんじゃないの……アハハ」

それにしてもハンバーグ旨い。

トリュフなんて食べたことねーし。凄いな。

「まあいいや。俺も食べよ!!」

そして皆で仲良く食べた。

〜夜〜
〜ナレーション視点 目線〜

ギシ……ギシ……

黒子が廊下で足音を忍ばせて歩き、ある女の部屋へ歩く。

ガチャ……

そしてゆっくりと扉を開ける。

「?さん……?さん……お連れの人が……」

「むにゃ?はい。」

〜外〜

「何ですか?」

「10万円はあきらめてください。」

「え?どういうこと?」

ある女は空気を読もうと必死だ。

「それは……こういうことよッ!!!!!!」

ザクッ


「いやぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「もういっちょ!!!!!!!!!」

ザクッ!!

「やめてえええええーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


二つの悲鳴が、外で鳴り響いた。