二十四 お題『猫』夜、部屋で宿題をしていたら猫の鳴き声が聞こえてきた。最初、あまり気にしていなかったのだかだんだんその声が低くなっていき終いには唸り声となっていった。もともと、猫好きな俺が放って置けるわけも無く、窓から様子を見てみるとそこには猫の姿なんてなかった。猫どころか人っ子一人いない。はぁまったく、心配して損したぜ。