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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 意味がわかると怖い話 ( No.16 )
- 日時: 2011/03/14 18:57
- 名前: 銀弧 (ID: NTjYMQnF)
九
私の家の前は学校だ。
いつも夜遅くまで先生たちは残っており
最後の人は学校中の窓をしまっているかチェックしてから帰る。
私はいつもその様子をたまたま目にする事が多く、
今日も誰かが四階の窓を閉めていた。
その窓が閉まった所でお母さんが飲み物を買ってきて欲しいと
言ってきたのですぐにお金を受け取りものの十秒で外へとでた。
ドアを開けると先生が学校の門を閉めていた。
「こんばんわ」
と声をかけると先生もこちらに気づいて返事をしてくれた。
私はさよならを告げると明るい光を放つ自動販売機へと向かった。
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