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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 意味がわかると怖い話『短編集』 ( No.174 )
- 日時: 2011/03/28 11:47
- 名前: 銀弧 (ID: jyhYldWc)
二十六
私は最近、ストーカーされている。
そのストーカーがかなりしつこい奴でいくら警察に訴えて追い払おうとも数日後には私の後ろについてきていた。
しかも、いつからか住所も知られていて
最近は毎晩家のまえでうろうろしているのを見かける。
流石に怖くなった私は彼氏に電話して家に来るようにお願いした。
彼は今日は用事があるというので明日からということになった。
私は少し安心して窓のシャッターを下ろす。
彼が防犯ようにと取り付けたものだ。
夜12時、携帯の電話がなった。
場所は公衆電話から。
電話にでると彼からだった。
「今からいくから鍵開けといて。」
彼はそう伝えて電話をきった。
私はすぐに玄関の鍵を開けて二階にのぼった。
数秒後、
ガチャリと玄関の扉が開く音がした。
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