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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 遊びましょ。 / 修正版. ( No.9 )
- 日時: 2011/03/21 13:39
- 名前: 稚瑠.(*´ω`*) ◆HFiyh0WTc. (ID: 5RAlDtaS)
▼ 003.
■ 翌朝 ■
「おはよ、七瀬」
「あ、心ちゃん…。
おはよ!」
七瀬に話しかけたのは、小野田 心。七瀬との関係は幼馴染で、昔からの知り合いだ。
そして七瀬は、昔から心のに想いを寄せている。優しい心を、七瀬は大好きなのだ。
「あのね、心ちゃん。
わたし昨日、美月から怖い話、聞いたの」
「へえ。
どんな?」
七瀬と心は並んで歩きだした。
「えっとね…
11月の第一週金曜日にね、
血まみれのハートのトランプがポストの中に…」
「え?!」
心が大声を出して後ずさりした。
「 ?
心ちゃん、そんなに怖いの?」
「え、イヤ…
そんなんじゃないよ」
心は七瀬をおいて歩き出す。
心の様子が変わった。何かを怖がっているような様子。
もうこの話はよそう。七瀬は思い、先行っていた心に駆け寄った。
七瀬の後ろには、幼い少女。
少女には、痛いほどの血と、腹の部分にぱっくりと穴が開いており、周りに血の海が出来ていた。
「染胡ちゃん、あの子だね…。
美血、見つけられたよ…」
"七瀬ちゃん、七瀬ちゃん。
あ〜そびましょ。"
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