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Re:   遊びましょ。【修正版.】 √イメソン募集! ( No.32 )
日時: 2011/03/26 10:54
名前: 稚瑠.(*´ω`*) ◆HFiyh0WTc. (ID: 5RAlDtaS)


▼ 009.


翌日。11月の第一週木曜日の翌日…と言う事は。
そう、運命の日だ。

わたしは、朝早く美月に電話をした。

【 美月…わたし達、本当に殺されちゃうのかな… 】

「分からない」、と七瀬に返す。
運命なんて、わたし達が決める事ではない。
神さまが決めるわけでもない。

少女達が、決めているんだ。

【 とにかく…生きて、帰ろう?ね? 】

前までは美月を力づける側だった
七瀬もやる気を失い、地獄の果てに
落とされたような感じがしていた。

助かる方法なんて、これっぽっちもない。
わたし達は、少女達の"人形"になろうと
しているんだ。

【 バイバイ 】

電話を切った。
その時

(  外へ…出て…  )

「だっ、誰?!」

声が聞こえた。
七瀬は周りを見渡す。
すると、また聞こえた。






苦しい、苦しい。

早く、助けて。

寂しい、寂しい。

早く、遊んで。

最初は、鬼ごっこ。

次は、おままごと。

苦しい、苦しい。

寂しい、寂しい。

早く、あ〜そび〜ましょ…。





気づけば七瀬は、
家の前へと出ていた。

「えっ…?!」

(  ポストを、見て  )

また声が聞こえた。
恐る恐るポストを覗く。
そこには…


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