ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 悪魔との契約 ( No.4 )
日時: 2011/03/30 17:35
名前: アリス (ID: zA4wGfC2)


放課後・・・

私は、廃校の校舎に向かう。

なぜわざわざいじめられにいくかというと、どうせ部活があるから、いじめられる時間は、3分程度なんだ。

主に、暴行を加えられる程度だから、全然我慢できる。


今回は、廃校の校舎の3年5組の教室に来るように言われた。

3年生の教室は、3階。この校舎には、階段が二つある。

南側と北側。3年5組の教室は、南側に近い。だから南の階段から5組の教室へ向かった。

「・・着たわね。」

舞花が言った。・・良く見ると、有紀が居ない。

「今日は私達、部活には参加しないの。」

香織が言う。それがどうしたのだろうか?

今度は、麻里華が微笑みながら言った。

「今日、あなたを殺すからね。」

!?

「な・・何を言ってるの・・」

びっくりしたので、聞いてみた。

「そのままの意味よ。大丈夫。綺麗に殺してあげる☆」

麻里華の言葉を最後まで聞かずに、教室を飛び出した。

——有紀が居ないのは、そのためか・・!?

私が南階段から逃げれば、すぐに見失う。南階段に有紀が居て、見張ってるんだ・・!

私は北階段へ走った。


北階段の2階へ通じる道は、たくさんの机で閉ざされていた。

ある事件があったため、閉鎖されてしまったのだ・・。

私は、屋上へ向かった。


屋上には、隠れられそうな所などなかった。

———どうしよう・・・

このまま殺されるか?それとも自殺するか?逆に殺してしまおうか?

私は、殺人なんて出来ればしたくない・・・・。

殺されるくらいなら——自殺しよう・・・


ギイイイイィィィ・・・


屋上のドアが開いて、麻里華が着た・・。

「みぃ〜つけたぁ〜★」


続。