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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 天使の右手〜Angelus=dextram〜4話UP ( No.12 )
- 日時: 2011/04/01 16:41
- 名前: EEE (ID: BZFXj35Y)
サヴァンの持つ力に正しい名前等はない。彼らは「超能力」や「魔法」と例えているだけ。
サヴァンは、人間の2倍の身体能力を持ち合せている。更に、知能や精神も向上している。
メリットばかり持ち合せる得な存在に見えるが、サヴァンはデメリットも持ち合せている。
─人間離れした“思想”─ ─押さえきれない“異常殺人衝動”─
しかし、これはサヴァン個人によるもので、善意があるサヴァンには傾向がみられない。
悪の心を宿しているサヴァンには、はっきりと状態で確認できる。
サヴァンの使用する力には、とある条件が存在する。以下の通りである。
〔1〕
能力の使用は自分の体力を削ることで発動している。そのため、使いすぎると死に繋がる。
これは攻撃系でも防御系でも回復系でも、サヴァン全員に関わる条件である。
〔2〕
能力には、稀に意思が存在する能力がある。脳に喋りかけてくることはあるが害はない。
意思の存在する能力は特別で、能力と相性が合わない場合、能力は自然に消滅する。
また、サヴァン以外の者(人間)に触れると、能力が勝手に人間へと転移する。
その場合、サヴァンから人間に成り下がった瞬間に体が拒絶反応を起こし、苦しみながら死亡する。
〔3〕
能力を人間・サヴァンに人工的(手術など)に受け渡すことは不可能である。
もし行った場合は、両者共々痙攣を起こして苦しみながら死亡する。
〔4〕
以上のルールを破ることは絶対不可能であり、仮に破られた場合は全ての概念が崩壊する。
※このルールはサヴァンにだけ適応されるものである。
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