ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 私は死神・・・ ( No.152 )
日時: 2011/08/03 13:19
名前: 優音 ◆XuYU1tsir. (ID: 4z3SNsbs)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode

第25話 魂保管場所


奈那乃と濫は狩った魂を一時保管する部屋へ行った
頑丈な扉には、色々なセキュリティーが施されている
奈那乃は、鍵を開け、扉の中へと入った
あとに濫も続く

「わぁ・・・ここが・・・魂保管場所・・・」

濫が辺りを見回す

「フフ・・。そうよ、ココが魂保管をしている場所よ」

奈那乃がにこやかに言う
濫はココにくるのは初めてだった
本来は報告書を出して、その報告書から魂を探し出し、願いをかなえるのだ

「じゃあ、探してくれるかしら?魂の色とかは分かっているわね?」
「はい」
「そう^^じゃあ頼んだわね」

そういうと、奈那乃はどこかへいってしまった
黒いスカートが揺れていた・・・

「・・・よし、探すか・・・!」

濫は作業に取り掛かった
死神が狩った魂は一時、この場所に集められる
魂には色や形、大きさなどがあり、年齢や善悪などで変わっているのだ
同じものは絶対にありえない
双子でも、どんなに似ていても、同じ人生を歩んできても、必ずどこかで分かれている
だから、濫も、ターゲットの特徴や生い立ちなどを資料として読んでいたから、それを基にして探している


が・・・

「・・・ない・・・」

濫がつぶやいた



















「あいつの魂がない--------------------------!!!!!!」