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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 憎的殺気感染注意報〜憎しみの鎖参照、返信200突破!!感謝! ( No.172 )
- 日時: 2011/04/04 15:15
- 名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: ZTrajYO1)
#17
公園で一夜を過ごしてしまったらしい。
私がおきたのは、ブランコに座った体勢だった。よく落ちなかったな。
隣を見る。
「………え?」
私は立ち上がって、あたりをきょろきょろと見回した。
誰も居ない。
時計を見る。——6:30。
私は公園を出て、走り出した。
「百合亜っ……!!」
最初に行ったのは、私の家。
——いつもとかわらず、静かで誰も居なかった。
そして、学校。
門は開いていなかった。来る時間が早すぎた。
「開いてよっ……!!」
私は息を切らしながら、門を揺すった。
校庭から、誰かが出てきたようだ。
「どうしましたか、琉香さん」
——担任の先生だ。
「宿題を忘れちゃって、急いでやろうと思って…」
私は言い訳をして、校舎に入れてもらった。
階段を駆け上がり、教室に入っる。
——私は、見てはいけないものを見た。
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