#18「百合…亜…?」私の呼びかけに、百合亜が振り向いた。いや、こちらを睨んだ。——どうしたの…?これは百合亜じゃない。こんなに怖いわけ、ないもん。『憎イ。琉香ヲ虐メルヤツラガ。ソシテ、私ヲ止メタアンタモ憎イ!!』「百合亜?どうしたの…?」『憎イ、憎イ、憎イ!!ダカラ、殺ス!!!!』百合亜は、散らばった3つの死体を蹴って、私に近づいてきた。 「キャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」