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第７話　遭遇


今週の土曜・・・


全く・・・この俺の方向オンチはどうにかならないだろうか・・・

俺は怜紅と一緒にエクストラドリームパークまで出かけた。

もう一時間前に最寄駅についているのに・・・まだたどり着けていない

パンフレットには徒歩五分と書いてあるのに・・・

なぜ着かん・・・

「まだなのか・・・」

怜紅はあきれて聞いてくる。

「だいじょうぶもう着くんじゃない？」

なんの根拠もなしに言った

「でもね、ここさっきも着たし・・・」

「えっ！！そうなのか！？」

後ろから怜紅のため息が聞こえる

俺はあたりをみまわした。

何か助けてくれるものはないかと・・・

そして見つけた！！俺らと同じパンフレットを持った二人を！！

この人らについて行けばいいんだ！！

ラッキー！！

「あの人たちについて行けばいいんだよ！！」

俺は怜紅のほうを向いた

うん？怜紅は青い眼を大きく見開いてパンフレットを持った人たちを見つめている

見つめている目は瞳孔がごまのように小さくなっていて気味が悪い

「あの人たちが・・・ナチュラルだよ」