ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 双子の能力者〜オリキャラ募集中(更新再開) ( No.76 )
- 日時: 2011/08/03 17:58
- 名前: 聖夜 (ID: 9s07GxNq)
第九話 戦争
海藤さんはまるで楽しい会話をしてるようにポテトを持ってきた店員さんに微笑みかけているし
さっき酌んできたドリンクをストローで飲んでいる・・・
カイルもマネをしているのかコーラを飲んでポテトをかじった
カモフラージュのつもりか?
会話内容と全然かみ合ってないぞ・・・
「そして世界が知らないところで能力者戦争が起きているんだ」
戦争が・・・
ポテトを咥えてながら言われても・・・全然説得力がない
「ナチュラルのほうがアーチファクトより強力な力をもってるんだ」
「アーチファクトはナチュラルを危険視して抹殺しようとして攻撃してきた」
海藤さんはとんでもない非現実的ことをポンポン言う
ポテトを食べたりドリンクを飲んだり・・・しながらだけど
「それでナチュラルは身を守るために力で対抗した」
ずっと黙っていたカイルが口を開いた
海藤さんもカイルが話したことに驚いてようだが話を続けた
「そう・・・君は先日二人の兄弟と戦っただろう」
「まぁ・・・確かに」
3D兄妹のことだろう
「そのせいで君は全国にいるアーチファクトに命を狙われてる。」
「えぇっ!?」
俺が命を???
まるで本や映画みたいだ
「でも能力者だろ?そんなにたくさんいないんじゃないの?」
そうそう10000人に一人くらいの割合なんじゃないの?
「軽く日本に50万人はいる。今まで戦ったデータから計算した結果だ」
そんな・・・
俺はテーブルに突っ伏した
「どーすりゃいいんだ」
うめきに似た声がのどから漏れる
3D兄妹が50万人・・・
二人で十分だ
「これからはケータイにカード他に外の世界につながる物は使えない」
そんなのめちゃくちゃだ・・・
違う人間として生きることになる
「そして君の力は戦力になる」
海藤が俺の肩に手を置いて言った。
「戦争を・・・・しろと・・」
殺し合いなんて俺はしない。
そんなの少年兵じゃないか
カイルが酌んできたくれたコーラをすする。
「こちらの基地にきてもらう。そこで新しい生活を始めるんだ」
「この町に友達も家も俺の生活があるんだぞ。」
カイルはイライラしたように眉毛を掻いた
「めんどくせーなぁオイ!!アーチファクトに命狙われてんだから基地に来なきゃ明後日には死ぬことになるぜ」
いきなり怒りマックスで言われても困るし・・・
結局基地に行くしかないんだろうけど
彼らが信用できるのか分からないし・・・
俺がトランプのダウトをしてる時のように海藤さんの顔色をうかがって信用できるか考えていると
海藤さんが窓から外を見てカイルに指を複雑に動かした。
カイルは席を立ちレジに向かっていく
何かの合図だろうか?
「どうしたんだ?」
俺は窓の外を見ながら海藤さんに聞いた
「敵に見つかった・・・」
〜あとがき〜
なんかスランプっぽくて変な文章になってます・・・
スイマセン・・・
次の章はもっとマシな文が書けるように頑張ります。