ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: L I N Q ( No.4 )
日時: 2011/04/21 17:26
名前: ライダー (ID: BZFXj35Y)

@LINQ(リンク)
  2046年、米国との貿易で手に入れた最新機械技術を駆使して人工的に造り出された。外見は人間そのもの。造り出された理由は「世界終焉を喰い止める為」と政府は発表しているが真相は不明。どのようにして造り出したのか、根本的な部分は10年経った現在2056年の時点でも不明。 日本政府は機密扱いしており、LINQの誕生を全て知ってる者は一握り。
  LINQの存在は2048年頃に世間に知れ渡り、社会の教科書に載るほど一時は有名になったが実物を見た一般市民は誰一人としていない。
  LINQは日本国内で14体確認されている。外国にも存在するのかは現在明らかになっていない。姿は中高生、男性12人と女性2人。見た目はどこにでもいる高校生の姿に見える。日本本土には危険性を考慮して住まわせておらず、太平洋に浮かぶ名もない島に施設LINQ HOUSEを建て、そこで勉強や訓練を重ねて生活を過ごしている。LINQ1体につき‘マスター’という戦闘能力に長けた人間を配置させ、LINQの戦闘技術を向上させる訓練を実行している。
  LINQ1体1体には固有能力が備え付けられており、例として以下の通り。
       カイン→硬質化(皮膚をダイヤモンドに並ぶ強度に変える。
       ラヴ→激情(人間、LINQの約5倍ほど感性豊か。周りにも影響を及ぼす。)
       イーズ→楽観(念じると物事や出来事を自身に有利な方向へと変える。)
固有能力はLinq01〜Linq07が物理的攻撃,Linq08〜Linq14が精神的攻撃と2種類に分かれている。



@LINQ HOUSE(リンク ハウス)
  本土から数十キロ離れた位置にある無人島に建てられた、LINQ居住施設。政府専用の船で丸1日の時間をかけて行くことができる。島に名前ない。ほぼ海から露となった岩で囲まれており、島の一角にある港からしか入出港できない。島の8割が生い茂った森で、森の中にLINQ HOUSEが建てられている。
  白色を基調した8階建てで、施設の周りは高さ10mのレンガの壁で囲まれている。施設に入る人間は限られているので、特に厳しいセキリュティは設置されていない。施設内で働いている施設員は、日本政府が選出した一般の市民で女性限定。内部は以下の通り。
〔1階〕
 ・エントランスロビー
 ・食堂
 ・庭
 ・施設員専用宿泊部屋
 ・ゲスト宿泊部屋
〔2階〕
 ・LINQ訓練場
〔3階〕
 ・LINQ訓練場
 ・筋トレルーム
〔4階〕
 ・LINQ各別部屋
〔5階〕
 ・LINQ各別部屋
 ・シアタールーム
〔6階〕
 ・展望温泉
〔7階〕
 ・会議室
〔8階〕
 ・主任室
〔屋上〕
 ・風力発電機
 ・休憩所
  災害対策として窓は強化ガラス、壁はコンクリートの中に特別な物質を組み込み土砂や砲撃も防ぐことが可能。LINQが能力を悪用して逃げださない様に、深夜0時〜5時の間はLINQにしか効果がない特殊な電磁波を流している。
  更に施設の裏にはヘリポートもあり、ヘリコプターが一機着地できるスペースがある。その他に乗り物は施設の車庫に厳重に保管されており、施設員か主任しか入室が許されない上にIDと指紋認証も必要となる。車庫の中には配給物や食材運搬用の大型トラックが2台。バイクが3台。軽自動車が3台、計8台が収納されている。