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「燐、俺は家に帰る。だから、お前は一人で暮らせ。何処かに出かけるときは俺にメール頂戴？　それなら助ける事が出来るから」
早口で俺に伝えると、お兄ちゃんは急いで階段を駆け降りて行った。
途中「いってぇっ！」と、聞こえたが俺はそれどころじゃなかった。
お兄ちゃんが座っていた椅子にお兄ちゃんと同じように腰をかける。
チラッと、パソコンの画面を見ると何時もの状態に戻っていた。
俺は急いでネットに繋げて、あるものを検索した。
「やっぱり……あった……」
検索した後のパソコンの画面を見て驚愕した。
其れと同時に、“不安”“恐怖”この二つが心を支配した。

保留；