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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: Black Fox:48 ( No.17 )
- 日時: 2011/04/22 18:05
- 名前: X4 ◆DnM7GZ7i7Q (ID: BL8fZ.Pl)
- 参照: この物語では色々事実との相違があります。
AM.1:30
今回、アメリカの政治家がロシアのレストランで食事を行うという情報がどこかから漏洩した事によって、野次馬が蛆の様に沸いている。
「相変わらずアメリカの野郎は悪い顔ばっかりしてんなぁ…」
「アイツが敵対している国のレストランでノンキに食事?ふざけたものだわ。」
「てめえら退け!政治家如きで騒ぎすぎなんだよ阿呆が!」
野次馬の様々な怒号や呟きが混じった店内に、民間人に変装したテロリストが足を忍ばせる。
「おい、そのバッグに皆の武器を隠せ。 ばれたらシャレにならないし、せっかく練った作戦もエンドだ。 トイレに向かって武器を持って民間人を一掃する。 政治家への流れ弾には充分に気を付けろ、OK?」
リーダー格の男、イワン・グリンベルクがメンバー1人ずつに指を指し、スルタンが手に持つ少し大きめのバッグを貸せと要求している。
「くそ…さすがにアメリカ製とかの武器は使いたくなかったが…武器を手にする事がかなり制限されている時代だ、仕方ねぇ。」
イワンはアメリカを倦厭しているそぶりを見せながら、政治家に集る野次馬を一睨みした所で、トイレにへと向かった。
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