ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 怪談話 ( No.119 )
日時: 2011/08/28 09:23
名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
参照: 元、「かりん」です

31「覗く女」

ある夜の出来事です。

その日は蒸し暑く、なかなか眠れませんでした。
何度もシャワーを浴び、十分に体を冷やしていました。
すると、視線を感じます。
お風呂に入っていての視線はよくあるので慣れていましたが……

ガタン……

何かが音を立てました。
私は窓のほうを振り向き、凍りつきました。
其処には、すごい形相で、こちらを睨みつける女の人がいました。

私は慌てて布団にもぐり、朝を待ちました。
母の声と目覚まし。
その2つで目が覚め、一安心……


ふと、窓の外へ目をやると……





———昨日の女がこちらを睨みつけてました。