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Re: 怪談話【お題募集】 ( No.37 )
日時: 2011/06/11 16:56
名前: にゃんこ。 (ID: NPAG/Rk4)

こんにちは!初投稿です!よく見てました^^
新たな企画が出来たそうなんでカキコ☆
夢で見たんですが、夢ではめっちゃ短いですw

 「黒いコートの男たち」(半実話)

「わあっ!!」

私の学校は、校庭が2つある。
その広い方の2庭で、小さい生徒限定のお祭りをする事になった。
だが、当日。
私はクラス替えをしたばかりだったので、
仲のいい友達はクラスにほとんどいなかった。
その友達も、私の事なんか見ず、他の友達と仲良く話している。

「ねえ?一緒に回ろうよ^^」

そう話しかけてくれたのは、
同じクラスのHだった。Hとは、家が同じマンションなだけで、
当時はあまり話したことも無い。
Hも、私と同じ立場だったらしい。

「ねえ、初めから回ろうよ!」
「う、うん。」

私は、Hに手を引かれ、見知らぬ場所にたどり着いた。
そこは、屋台の全く無い人通りの少ない場所だった。

「あ、あのさ、行き過ぎたみたいだから、ちょっと戻ろ・・・」

と、何気なく目の前の細道を見た。その瞬間!

そこにいた黒いコートを着たのっぺらぼうと首の無い人間が、
私達の方を向いて追いかけてきた。

私は、足はクラスの中で1番になりそうなほど遅かった。
だが、なぜか世界記録にたどり着きそうなほど早かった。
でも、男達は、それをらくらくと超える早さだった。

ふと目の前を見ると、Hは消えていた。

角を曲がると、足のスピードが遅くなり、
Hもいて、男は追いかけなくなった。

不思議がって、後ろを振り向くと、
男達は後ろ歩きで下がっていた。
そして、私が見たのにすばやく気づき、
さっきよりも早いスピードで追ってきた。
足は、いつものままだった。
そして、Hは消えていた。

すぐ角をまがれば別に・・・! と思い、前を見た。

そこには、同じ風景が続き、
曲がり道は、無かった。

そして、いつまでたっても、2庭にはたどり着かなかった。



長くなりましたw
私にとって1番の恐怖の夢ですb((
それに、同じのを色つきで忘れた頃にもう一回同じのを見たんでもう、
忘れられないっていうw