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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 猫の怪談(短編集) ( No.4 )
- 日時: 2011/04/21 19:48
- 名前: かりん ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
2、うしろの猫
それは、わたしの猫好きから起った悲劇だったのかもしれない。
それはいつものように野良猫にえさをやっていたとき、男子がやって来てこういった。
「野良猫にえさをやっちゃいけないんだぞ」
「いいじゃん別に」
そう言い返した。
男子はおもむろに石を拾い1匹の猫にぶつけた。
猫は苦しそうに鳴き逃げ出した。
「ちっしとめ損ねたか」
男子は微笑しつぶやいた。
「なにすんよ!かわいそうでしょ!」
「うるさい」
そういい残し男子は帰っていった。
次の日
昨日の男子と車に乗っている状態ですれ違った。
わたしはおかしいことに気がついた。
猫が後ろにいる?
何で?
まぁいいか。
好きになってくれたんならいいや。
でも、男子は次の日無残な姿で見つかった。
そして、次々猫をいじめたやつらが死んでいった。
ニュースをみると1つだけ共通することがあるそうだ。
それは死んだいじめっ子のそばには絶対猫の毛が落ちていたそうだ。
飼ってもいなかったし触る機会もなかったはずなのに
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