PR
ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 怪談話 ( No.63 )
- 日時: 2011/08/15 08:50
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
24『心霊写真』(実話)
私が幼かった時よく何も無いところを指差したり、何も無いところで喋ってたりする事が多かったそうです。
確かに幼い子供でしたら、そんなことが多数あって不思議では無いでしょう。これは……そんな幼かったころの私を父が写真に収めたことから始まります。
それは、私が3歳の時の秋でした。
近くでは弟が眠っており、私は1人でままごと遊びをしていたそうです。
そんな時、父がカメラを片手に私たちが遊んでいる部屋へやってきました。
すると私は突然窓を指差して泣き出したそうです。
父は何事かと思い、その窓を写真に収めました。
其処には、こちらをジーっと睨んでいる女の子が写ったそうです。
現像した写真を見た母は、慌てて、知人の霊媒師の所へ行きました。
霊媒師の知人は、写真を見て、すぐに除霊しようとしたそうです。
でも、写っていた子の方が強すぎて、結局除霊は失敗したそうです。
幸い、私達には何もありませんでした。
でも、今でも窓の外にいたり、写真に写ったりすることが多数あります。
結局、私に何かあるのか、弟に何かあるのか、家に何かあるのか……今でもわかっていません。
除霊もお札も効果が無いにしろ、写ったり窓の外にいるだけなので、もう皆慣れっこです。(何故か家族全体が霊感が強い見たいなんで見えるみたいです)
PR