ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 猫の怪談(短編集) ( No.7 )
日時: 2011/04/22 14:50
名前: かりん ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)

3、鳴き声・・・(フィクションだからね)

皆さんは、事故にあい、死んでしまった猫を見たことがありますか?

このお話はある男が猫をひき殺してしまったことから始まります。

俺は猫を車で轢いた。

でも、遅れそうだったので見殺しにした。

それからだろうか・・・

猫の鳴き声が聞こえてくるようになったのは・・・

親には

「お払いにいきなさい」

て、よく言われるけど俺はそんなの信じちゃいない。

そして、俺はまたいつものように車に乗り、会社へ向かった。

あと少しで会社につくというところで・・・

車が飛び込んできた。

そして、俺の体にすごい衝撃がはしった。

















————俺の意識は途絶えた・・・


目が覚めると真っ暗な世界に俺はいた。

親の声で一応現実にいることはわかったが周りを見ても真っ暗だった。

母が泣きながらつぶやいていたのが声でわかった。

「あの子はまだ若いのに失明だなんて・・・」

うそだろ?

失明?

何で?

そう考えている間にどんどん猫の鳴き声がひどくなった。

まるで、「ざまぁみろ」

とでも言ってるかのように・・・

その後も、男は猫の声に悩まされ、ついには自殺しました。