ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 気まぐれストリートファイト オリキャラ募集&参照100突破! ( No.70 )
- 日時: 2012/02/18 22:00
- 名前: 青銅 (ID: glXVlHlM)
〜第21話 唸れ!突っ張れ!大相撲!〜
本戦会場に集まった大人数の参加者。
そして・・・。
「さぁさぁ生き残った皆様!今回のトーナメントは少々変わった形式です。ランダムに5回勝負して全勝した4人だけ準決勝に進めます!」
この言葉にざわめく一同。
しかし、レオンは・・・。
「面白いじゃん。乗った。」
「おっ、物分りのいい人が一人!では早速行きましょうか!」
小五郎はビンゴで使うガラガラするアレを取り出し、まわし始める。
そして玉が2つ出てくる。
「おっと、先ず一回目のカードが決まりました!第一回戦、嶋 崇史選手VSチャン・バンプ選手です!」
「えっ?マジすか?イキナリ僕っすか?」
「そうみてぇだな。がんばって来い!」
そういわれ、タカは舞台まで足を勧める。
相手選手も同様に足を運ぶ。
「さぁさぁ、本戦第一回目の勝負!小柄な体で超怪力、日本が誇る相撲の達人!投げの白犀 嶋 崇史選手!対するはモンゴル相撲ことブフ界の英雄!ジャイアント・ゼール チャン・バンプ選手!何と、両者相撲を得意としています!」
「これは面白いではないか。我が祖国モンゴルの国技の強大さをみせよう。」
「では、日本の国技の実力も。」
「そんな訳で特別フィールド用意〜!」
小五郎がそう叫ぶと舞台が割れ、其処から土俵が出てくる。
「お互い相撲と言うことでここはイッチョ相撲勝負にしましょう!」
「面白い。乗った。」
「いいじゃないですか。燃えて来ましたよ!」
両者、塩をまいたり四股を踏んだりと準備をしている。
「さぁさぁ、準備はよろしいですか?」
「勿論です。」
「何時でもいいぞ。」
「では第一回戦始め!」
その合図と同時にタカとバンプはお互い突進をかます。
そして互いに組み合った。
「先ずはぶちかましからの取っ組み合い!さすがはお互い力士と言う事だけあっていい取り組みをしてますねぇ。解説の累加さん。」
「えぇ。勿論。だけどお互い全く違う技を持っているはずです。それに気をつけなければなりませんね。」
「って、お前幻獣門のヤツじゃねぇか!」
そう、解説を行っていたのは幻獣門の『河の門』担当だった返し身累加こと戦慄 累加であった。
それに気付いたレオンはすぐさま突っ込む。
「あら、あんた正来に勝ったヤツ。」
「テメェなんで解説してんだよ!」
「あたしコイツに選ばれたから♪勿論大会には参加してるけど。」
「まぁまぁ、レオン選手落ち着いてください。仮にも私の元同僚だった物でして。」
「・・・まぁいいか。」
小五郎の宥めに落ち着くレオン。
一方、タカとバンプは組み合ったまま押し引きだ。
「いやーしかし、これも力士同士、技を出すか出さないか駆け引きもかなり重要な一戦になりますね。」
「ハイ。それに技が違うと説明しましたが、それ以前にルールや特徴等も全く違いますからねぇ。それに踏まえれば駆け引きが一番と言えますね。」
組み合いを続けるタカとバンプ。
するとタカは組み合っていた状態を解除した。
そして再び突っ込むと突っ張りを放った。
「おーっと!此処でタカ選手、得意の突き出しの姿勢を見せる!」
「先ずは様子見といったところでしょう。」
次々と突っ張りを喰らわせるタカ。
しかし、バンプはそれに耐えると再び組み合った。
「何とバンプ選手!タカ選手の怒涛の突っ張りに耐え抜いたぁ!」
「得意技を破られた上に不利な体制に。これはタカ選手、精神的にもダメージですね。」
じりじりと後退させられるタカ。
抵抗するもその不利な体勢故にバンプにおされる。
まさに絶体絶命。
するとタカはバンプの腰を掴むと無理やり持ち上げた。
「おーっと!タカ選手!得意の怪力でバンプ選手を持ち上げる!今度は寄り切りに行くか!」
「さすがは怪力を誇るタカ選手。常識破りの戦法ですね。」
無理やり持ち上げたタカはそのまま土俵の外へ押し出そうとする。
「(くっ・・・なんて馬鹿力だ・・・ここは・・・!)」
バンプは地面に足をつけるとタカを突き飛ばし、間合いを離す。
「おっと、此処でバンプ選手間合いを取りました。今のはやはり聞いた模様。」
「まぁ、アレを見せられれば警戒は見せるでしょうねぇ。」
バンプは今度はまた取っ組むとタカの腕を掴み、回転する。
「出ましたぁ!バンプ選手の必殺技、ドゥークルトゥホ!!!」
「完全にタカ選手は捕まりましたね。これは勝負アリでしょう。」
バンプの強力な回転に捕まるタカ。
今度こそ絶体絶命の状況である。
しかし、タカは無理やり地面に足をつけると、その回転を止めた。
「何とタカ選手!その強力な回転を止めたぁ!!!」
「な、何だとっ!?」
「今度はこっちの番っす!!!」
そしてタカはバンプの膝関節に手を突っ込む。
「相撲48手奥義 内無双!!!」
その強烈な掬い上げを受けたバンプは土俵に倒れる。
「勝負アリぃ!!!勝者、タカ選手!決まり手 内無双!」
「あの回転を止めたのが大きな勝因といえますね。いい勝負でした。」
土俵から降りるタカ。
舞台から出ようとしたとき、バンプに止められる。
「あっ、バンプさん。」
「・・・いい勝負であった。この先の健闘を祈るぞ。」
「・・・はいっ。」
そういうと安心したかの表情でバンプは立ち去った。
「タカぁ!やったな!」
「危なかったけど何とか。」
暫し余韻に浸るタカ達。
「さぁさぁ、第2回戦のカードを決めましょう!それでは・・・。」
ガラガラをまわす小五郎。
そして二つの玉が出てくる。
「決まりました!第2回戦、明 月霊選手VSアンドリュー・ソウジン選手!!!」
「メイが出るのか。」
「楽しみですね。」
そしてその2人が舞台に上がった。
〜第21話 完〜
