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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: Closed Fate ( No.5 )
- 日時: 2011/05/03 19:24
- 名前: X4 ◆DnM7GZ7i7Q (ID: BL8fZ.Pl)
- 参照: カタストロフ(Catastrophe).破滅、破局
Vol:3
「アルファ部隊!弾薬も寄越してくれたのか!ありがたい…」
「大佐。 口を動かす暇があるなら銃を構えたらどうです。」
「あ、あぁ……そうだな。」
鳴り止まぬ銃声。轟く怪物の悲鳴。
血しぶきは雨の様に舞い、地面は紅蓮色に染まった。
もちろんアルファ部隊達の体も、怪物の血で赤一色にへと変貌している。
「撃て、撃て、撃て、撃て———!!!」
その声と同時に発射される弾丸は見事に怪物達の体を貫いて行った。
恐ろしいほどの悲鳴で、耳が腐り落ちそうなほどだ。
鼓膜にはその悲鳴が鼓動しており、頭痛までしてくる。
それがS.U.I.U。 宇宙を守る者の宿命であった。
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