第6話「あ〜あ……」そうつぶやき、わたしはベッドにダイブした。1つだけ気になるのは、今日の転校生。舌打ちが聞こえた気がするけど、関係ないよね……わたしは仰向けになり、声のことを考えた。声の主は誰なんだろう……———今は、知らないほうがいいわ「え?」また、あの声。何なの?———すぐにわかるわその声は、昨日聞いた声より優しく、暖かいものだった。第6話オワリ