ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 桜と友情〜壊れるまでのカウントダウン〜 ( No.9 )
日時: 2011/05/05 12:40
名前: かりん ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)

第2話

「うわ〜綺麗……」

思わずわたしはつぶやいた。

それほど綺麗な桜だった。

「愛もそう思うよね」

わたしは愛に訊ねた。

愛は笑顔で答えた。

「綺麗だよね〜友桜」

2人で見上げていた。

「よっ。花梨と愛も来たのか」

突然の声に驚き、振り返ると進と麗辞がいた。

「進たちも俺達はいいよといってたわりには来たんだね」

愛が悪戯っ子のような笑顔で進たちに言った。

進たちは苦笑しながら

「いいじゃんか別に」

と言った。

すると一瞬愛たちが白黒に見えた。

わたしは驚いて目をこすりもう1度愛達を見た。

愛達は白黒じゃなくいつもの様子だった。

やっぱ気のせいじゃん。

わたしはそう思った。

第2話オワリ