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Re: 1対7の殺しの鬼ごっこ ( No.1 )
日時: 2011/05/14 20:35
名前: 白夜叉降誕 (ID: Ouicm1PF)

第一話

「じゃあ、お母さん達海外に行って仕事するから。結月、留守番お願いねー」

「・・・・海外ってどこ行くんだよ。つか、いつ帰ってくるんだよ。」

「えーっとねぇ、2カ月かなぁ?フランスへ行くの!!じゃあ行ってきまぁ〜す♪」

「いってらっしゃい。車には気をつけてね」

「分かってるって!じゃ!」

「バイバイ・・・・」

さみしい。両親たちが海外に行くなんて・・・・。

まぁ私、高校2だし!これぐらい平気よ!!


リリリリーン リリリリーン


あ、電話だ。誰からだろう。

「はい、もしもし。こちら小野宮家でございます。」

『もしもし・・・、君、結月ちゃんですか?』

「そうですが・・・」

『ふふふふ・・・・それはちょうどいいですね』

「・・・は?」

『君は明日から、1対7で、殺しの鬼ごっこをしてもらう』

「こ、殺しの鬼ごっこ!?」

『そうだ。君は指名で選ばれたんだ。あ、後武器も用意しておけ』

「あ、あの・・・!そんなの・・・!」

『明日の夜7時の○×○×公園に来い。じゃ」

「あ、あの・・・!!」


プーップーップ

電話が切れた。

殺しの鬼ごっこ・・・。嫌な予感がする・・・。

明日に向けて練習しないと・・・


数日後の夜ーーーー

「ふーっ。着いたーっ。あれ?ここかな?」

私はきょろきょろしていると、女性達が現れた。

『あら、あなたが結月?以外といけてるわね』

私の目の前には美人の女性達だった。

「あ、あなた達は・・・・?」

『私達は・・・あわせて、『シンフォニー』のグループよ。』

「え!?」

『今から私達はあなたを殺す!!』

「えー!?」

これが、殺しの鬼ごっこの始まりだった。