ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 私ハ私を壊しタ ( No.2 )
日時: 2011/06/03 16:30
名前: ERio...xx ◆2fprVGDylE (ID: C0UsoifF)

→001♯


私は藤和瑠璃。覚醒剤中毒者。
また今日も学校を休む。薬使ってることばれちゃ困るからね。


今日も薬を打つ。朝11時になったらいつもの場所で待ち合わせ。
そこにいつも薬を売る人がいるから、そこで買う。
そこは覚醒剤を買っている人達からは結構有名。行くといつも人がいる。

早く行きたい。気持ちよくなりたい。
快感を求めるだけ。



やっと11時。嗚呼、薬が待ち遠しい。
早く気持ちよくなりたい。


「おう、又来たか」

「うん、ほら、お金」


私は手馴れた手つきでお金を渡す。結構高いけど、快感があるからね。
快感のためならお金くらいいくらだって出す。
……まあ、親の貯金を引き出してるんだけどね。親には内緒。

バレたら絶対取り上げられちゃう。

通帳の中身は…500万。あはっ、まだ結構残ってる。さすがうちの親。


「ありがと、又来る」

「あいよ」


私は注射器の入った袋を手に持って、家に戻る。



さぁ、私の快感!久しぶりの快感!薬!待っていたよ!

私は注射器を取り出し、腕に打つ。
針が刺さる瞬間…やっぱりなんとも言えない快感…気持ちいい…。

液体が私の体内に入って行くのがよく分かる。
液体が体内の中へ入りきった。


「っうー…はは、きもっちぃー……ひゃは、ははははぁはははっ」


頭おかしー、ぼやけるー…、っあー…いいわぁ…。
もう覚醒剤最高…。これからもずっとずっと買い続けよう…。