ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: ストーカー ( No.1 )
日時: 2011/06/12 07:50
名前: ×roman× (ID: npqOTMbR)

「お疲れ様でした」



スタッフ達にあいさつし、楽屋に向かう。
3曲も歌ったから、疲れた…。



「…ふぅ」



楽屋で休憩していると、誰かが来た。



「真子、これ」
「明!仕事は?終わったの?」
「あと1時間もあるんだもん、来ちゃった」
「へぇ、で…これは何?」



私は明に渡された箱に指を指す。
その箱は、薄いピンク色をした箱。
何かのブランドかな…。



「ファンの人からだってよ」
「ふぅん…」



明を楽屋を出た。
しかし、嫌な感じがした。
何か…見られてる様な…。
でも、ここには私しかいない。



「箱、開けよっかな」



そう思い、ゆっくり箱を開ける。
そこには、手紙が入っていた。



「やっぱり手紙…」



いつもの様に届くから、少しウンザリした。
ファンの人も多いけど、たまに親から来る。
それが、文句ばっか。
『声をもうちょっと上げて』とか『話が意味不明』だとか。



だけど、暇なので読んでみた。