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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 世界が壊れゆくとき〜The Ability〜 ( No.2 )
- 日時: 2011/06/16 20:29
- 名前: みすたー・えっくす (ID: BZFXj35Y)
─序章─
2012年 12月 24日 午後7時30分44秒
地球と言う名のちっぽけな星に、幾多の流れ星が落ちてきた。
日本,アメリカ合衆国,中国,ロシア,イタリア,オーストラリア,太平洋海上…………───────。
「赤い流れ星」
やがて、赤く輝く流れ星は地上へ1つ、また1つ、次々と降り立つ。
それが天災なのか、それとも未確認生物なのか、はたまた‘それ以外の何か’なのか。誰も知る者はない。
そして、落下地点に偶然居合わせた人間は、流れ星と衝突した瞬間に赤い光の中へと姿を消した。
落下した筈の流れ星も、衝突した人間も目の前から忽然と姿を消す。
午後7時31分24秒
地上のあちこちで赤い発光体が現れ、やがて目も開けられないほどの輝かしい光を放った。
その直後に世界各地で大規模な直下型地震が発生し、都市機能は完全に停止をする。
機械は全ての機能を停止し、ライフラインも時間が経つごとに停止していく。
午後7時32分01秒
空に亀裂が入る。
午後7時34分55秒
落下地点にて、消えた人間が‘謎の焼き印’を体に刻まれて現れる。
そして、運命の7時35分00秒_______
世界の終焉に向かって、地球は狂い始める──────
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