ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 殺人教室 —嘘だったのに— ( No.5 )
日時: 2011/06/25 12:16
名前: You* (ID: npqOTMbR)

〜転校生目線〜





「あ…あのねっ…あれは…っ」
「…残念よね」
「え…」





名札には、鈴木真理 と書いてる…。
真理…ね。
一応、覚えておこうかな。





「騙したりしなかったら…良かったのにね」
「ど…したの、落ち着いて…ねっ?」





落ち着けるわけ…ないじゃん。


あんた達のせいで、こうなったのに。
反省する気持ちもないの?





「…騙せないように、嘘がつけないようにしてあげる」
「あ…ご、ごめんねっ!?」
「じゃ…ね?」





持っていたナイフを振り上げる。

勢いよく刺してあげた。



そしたら、紅いのが飛び散った。
浴びているようで、気持ちが良かった。

このまま、自分も紅く染まりたい。





「い…ぁぁ…!!」
「ごめんね?」
「…ぁ」





虚ろになった目は静かに閉じた。





「もう…いっその事…皆殺しよ」

















〜転校生目線 終了〜