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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 飛空聖騎士部隊【血十字連】 ( No.4 )
- 日時: 2011/07/10 13:28
- 名前: 王翔 (ID: uI3hDTJ6)
第三話
華南は、目を覚ますと飛び起きた。
「!!」
時計を手に取った。
時計の針は十時をさしていた。
「寝過ごした……」
しかも、いきなり……これは、まずい。
華南は、急いで服を着替えた。
猫耳としっぽが邪魔で手間取ったが…………
すぐに、部屋を出て大部屋に向かった。
「す、すみません!その……寝過ごした……」
「あ、べつにええよ?寝てても、仕事が入ったら起こしに
行くけんな」
天津は、陽気に笑う。
「そうっすか……」
華南は、ソファに腰掛けた。
「はじめまして」
女の子に声を掛けられた。
「私、判寧と申します。あの……お友達になってくれませんか?」
「も、もちろん……」
「ホントですか!?ありがとうございます。ところで、その猫耳
触ってもいいですか?」
目的はそれですか……
ピピピピ!!
「あ、出動サイレンやなあ」
天津は呟き、
「さ、華南、行くかいな?」
「はい……」
こくりと頷いた。
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